旧NISA(2020年)枠で買った個別株の売却と、新NISA枠での購入を進めています。
2020年分の旧NISA枠で買った株式は、2025年1月1日に課税口座に移行されてしまうからです。
旧NISAをご利用の方はお気をつけ下さい。
本年中に売却すれば、売却益は非課税になります。
ところで、旧NISA株を売却してるとき、旧NISA株の運用成績を見つけました。
ここ5年の特殊な相場環境(円安)を認識させられたので、共有します。
旧NISA枠の運用成績
下記は、筆者の旧NISA枠(2020年、2021年)の運用成績です。
「合計損益」の欄の通り、2020年枠の合計リターンが78.1%、2021年枠の合計リターンが66.01%となっています。
4~5年の運用成績としてはかなり良い、と一見思えます。
しかし、下記のドル円チャートを見れば印象は変わります。
(出所:Bloomberg)
ご覧の通り、2020~2021年は1ドル100~110円ほどで推移していました。
現在は、直近円高の動きがあるものの、1ドル150~160円です。
つまり、この5年は、ドル建て資産を持っているだけで円での価格が約1.5倍になったことになります。
すると、先ほどの78.1%、66.01%のうち、50%程度は円安の恩恵といえます。
ここ5年の為替環境は特殊であり、米国株のリターンは円安の影響を割り引いて評価する必要があります。
直近、円高の動き
一方で、直近で円高の動きが見られます。
7月10日まで1ドル161円台をつけていたにも関わらず、7月25日には1ドル152円台まで来ました。
これは、アメリカでのインフレ鈍化に伴い、利下げ観測が広がっていることに起因すると考えます(米インフレ減速傾向の兆し、FRB利下げ観測をさらに後押しか)。
<アメリカのインレフ鈍化を示すグラフ>
(出所:Bloomberg)
急速な円安が始まった当初から言われていたことが具現化していますね。
すなわち、日銀にまともな利上げなどできず、円安になるも円高になるもアメリカの利下げ次第という観測でした。
アメリカもいつまでも利上げはしてられず、いつかは利下げに転換して円高が進むシナリオ。それが具現化した形です。
直近のこの動きが転換点になるかは分かりませんが、アメリカが利下げに進めば、必然的に今度は円高方向に進むことになります。
今後の運用
今後円高に進むとすれば、冒頭の「旧NISA枠の運用成績」とは逆のことが起こります。
つまり、円高による米国株のリターン低迷です。
しかし、今回改めて気づいたように、リターンに占める為替の影響は大きいです。
見た目のリターン低迷に慌てず、じっくり腰を据えて取り組みたいところです。
今後も、米国株の成長余力、高配当への期待から、株式の主軸を米国株に置く方針に変わりありません。
円高に進めば安くドルを仕入れられるので、円安で一時中断していた米国株の積立を再開しようかなと考えたりしています。
まとめ
以上、リターンへの為替の影響と、今後の為替の動きについて考えてみました。
とはいえ、為替はまったく読めないものです(昔、FXで何度も失敗しました)。
どちらに転んでもいいよう、困ったら間をとる作戦でしょうか。
そういう意味では、不動産(円)と株式(ドル)で通貨分散を図れている現状は、なかなか心地よく感じます。
米国株は魅力的な投資先ですが、為替リスクへの対応は考えたいものですね。
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