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【まとめ】FIREの始め方 ①計画編

FIREする方法
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<span class="fz-16px">FIRE初心者</span>
FIRE初心者

FIREに興味があるけど、具体的に何をすればいいの?

FIREに興味のある方、初心者の方に向け、具体的なFIREの始め方をまとめました。

FIREの始め方は、①計画編と②実践編に分かれます。

今回は、①計画編について4ステップに分けて説明します。

①計画編の主な目的は、自分にとって適切なFIRE達成時期の目標を設定することです。

以下、見ていきます。

ステップ1:家計の把握

FIREの第一歩は、家計を把握することです。

ステップ2以降で必要資産額とFIREまでの期間を算出するため、以下の4つの数値を把握します。

  • 収入
  • 支出
  • 資産
  • 負債

収入支出は特に問題ないと思います。

資産は、貯金、定期預金、債券、株式、投資信託、仮想通貨、金、不動産など、現金に換金できそうな物すべてです。

それぞれ現時点の価格を書き出していきましょう。

一点注意があり、定年より前のFIREを目指す場合、年金資産は途中で引き出せないため上記には含めません。

負債は、要するに借金です。住宅ローン、カーローン、カードローン等が挙げられます。

おそらく持ち家の場合に注意が必要で、現時点の売却想定価格を資産に(とりあえず概算でいいです)、ローン残高を負債に加えます。

上記のうち、収入、資産、負債の集計は大きな手間という事はないかと思います。

問題なのは支出で、現金やらカードやらキャッシュレスやら、煩雑なケースもあると思います。

しかし、ここは最初の頑張りどころ

支出が丼勘定だと、計画に狂いが出やすいですし、今後、支出を低減するプランも立てにくいです。

カード等を家計管理アプリに紐づけるなど、負担を減らす工夫が考えられます。

<span class="fz-16px">あらお</span>
あらお

最初はいっそアナログに、全ての支払いをメモする手法もありますよ。

自分の支出構造を細かく把握できるのがメリットです。

ステップ1のまとめ
  • 家計の収入、支出、資産、負債の値を算出する。

ステップ2:必要額の算出(概算)

収入、支出、資産、負債のデータが集まったら、まずはFIREの必要資産額を算出します。

必要額は正確には、FIRE後の生活費をもとに考える必要がありますが、将来の生活を予測するのは難しいです。

ここではとりあえず概算を行うため、現時点の支出をベースに考えます。

支出の内訳の中から、生活に絶対必要な支出を生活費として計上していくのです。

そうして生活費を概算したら、ここで4%ルールという計算式を導入します。

4%ルールとは、保有資産額の4%以内の生活費なら、資産を減らさず運用益だけで生活費できるので、生活費25(=100%/4%)の資産を貯めましょうというFIREの経験則です。

概算であれば、上記の計算式で十分。

求めた生活費25倍して、FIREに必要な資産額を算出しましょう。

例えば、1年の生活費が200万円なら、必要額は200万×25=5000万円です。

ステップ2のまとめ
  • 支出の内訳から、生活費(生活に最低限必要な支出)を算出する。
  • 生活費を25倍してFIREの必要額を算出する。

ステップ3:FIREまでの期間の算出(概算)

次に、収入、支出、資産、負債をもとに、FIREまでに要する期間を概算します。

簡易的には、複利計算サイトを用いる方法が分かりやすいです。例えば、以下の通り入力します。

  • 年利率→「10」%と入力
  • 積立年数→「50」と入力
  • 毎月積立額→「収入支出」万円と入力
  • 積立前の元金→「資産負債」万円と入力
  • 複利方式:月複利、利息組込み:期初、課税方式:非課税と選択(お好みで)

すると資産額の推移が「税引後元利合計」にシミュレーションされます。

そして、上記の資産額がステップ2で計算した必要額を上回るときが、FIREの必要条件を満たすタイミングです。

すなわち、そこまでの期間が、FIREまでに要する期間となります。

例えば、収入支出が毎月5万円、資産負債が500万円の場合、資産額が5000万円を超えるのは16~17年後になります。

よって、FIREの必要額が5000万円の場合、16~17年でFIRE達成という計算です。

※上記計算法は一例として、一般的なインデックス投資の年利を前提としています(VTIの20年来トータルリターンが10.4%)。

<span class="fz-16px">あらお</span>
あらお

今回の方法は、積立額一定として計算しています。

給与アップ等で積立額が変動する場合、エクセルでの手計算が必要です。

ステップ3のまとめ
  • 収入、支出、資産、負債から、資産額の推移をシミュレーションする。
  • 資産額>必要額となるまでの期間が、FIREまでの期間。

ステップ4:複数のケースの試算→目標設定

ステップ3では、FIREまでの期間を試算しました。

しかし、例えばステップ3でFIREまで16~17年と計算されたからといって、別にそれで確定ではありません。

ステップ3の試算値から、今後の努力次第ですが、実際のFIREまでの時間を短縮する事は可能です。

では、FIREのためどの程度まで努力するのが適切でしょう?

その目安を探るため、複数のケースで試算を行うことが考えられます。

例えば、毎月の積立額を上げた場合の試算は以下の通り。

  • 毎月の積立額:5万円(現状のまま)→16~17年でFIRE
  • 毎月の積立額:10万円(少し努力)→13年でFIRE
  • 毎月の積立額:15万円(多く努力)→11年でFIRE

ステップ3で求めた16~17年という期間は、現在の家計をもとに試算しているので、現状の成り行きでも達成可能な水準です。

そこを起点に、より早くFIREするためどこまで努力できるか、あるいは既に十分なのでどこまで緩められるか、を考えます。

積立額アップには節約や収入増が必要です。つまり、少なからず現在の生活を我慢する必要があります。

そこで、FIREへのモチベーション現在の生活とを天秤にかけ、自分にとって適切なFIRE時期目標積立額目標を設定します。

もちろん、目標値は随時修正していくもの。とりあえずの仮目標を設定できれば十分です。

<span class="fz-16px">あらお</span>
あらお

積立額アップの他、必要額ダウンの方向の努力もあります。

そちらは別記事で解説します。

ステップ4のまとめ
  • 例えば、積立額を増やしたケースのFIREまでの期間も試算する。
  • 自分に合ったFIRE時期目標、積立額目標を設定する。

まとめ

以上、FIREの始め方のうち、計画の概要を立てるまでの手順を説明しました。

ステップ1で家計を把握できたら、ステップ2~4の計算は1日で実行可能です。

ただし、ステップ4の目標設定は、初めての場合分からないと思います。

とはいえ、そもそも目標はFIREに向け進むうちにブラッシュアップし続けるもの。

まずは仮目標を立て、とりあえず次の具体的な行動のステップに進む事をおすすめします。

具体的な行動のステップについてはこちら。

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より早いFIREを目指すべきかの判断基準について。

筆者がFIREを目指して最初にやった事。

FIRE計画は随時修正が必要。

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