突然ですが今日は筆者の義母の話をしたいと思います(許可は頂いています)。
この話をするのは、投資の実戦経験こそがマネーリテラシー(お金の知識や判断力)向上に重要である点を強調したいためです。
筆者の義母は、この道十数年の株式投資家です。
この前お家にお邪魔したときに投資談議に花を咲かせたことから、筆者が勝手に投資仲間だと思っています。
今日はそんな投資家、義母のお話です。
格差社会における投資の重要性を説く義母
妻の話によると、先日、妻実家の家族旅行の際、義母は子どもたちに今後の日本における投資の重要性を説いたそうです。
つまり、義母は株式投資を実践していますので、昨今のインフレ、株高の影響を肌で感じ、子どもたちに投資をするよう促したようです。現金を貯めるだけでは危ういと。
筆者の親世代(50~60代)は、まだまだ現金主義が多い世代です。周りの同世代ですら、まともに投資できている人は多くない印象です。
その中で、インフレ局面における更なる格差の拡大をしっかり認識され、投資の重要性を強く主張されたのは、とても先進的に感じました。
これも、投資経験の積み重ねがあればこそだと思います。ガチで投資をやっているから、インフレによる今後の格差拡大を肌感覚で予見できるのだと思います。
義母の投資スタイルは超アグレッシブ
投資談議で意気投合した義母ですが、投資スタイルは筆者と正反対で、超アグレッシブです。
今年から新NISAが始まりましたが、初日、大谷工業(5939)なる株に成長投資枠240万円を全突っ込み。
結果的に今年の底値で買い付けたことになり、それをほとんど3月の高値圏で売り抜けたそうです。ざっと計算しても2~3か月で利益100万超え。非課税枠もフル活用。恐るべし義母。
短期中期の投資って、売買のタイミングがめちゃくちゃ難しいんですよね。
自分も過去何度もトライしてるんですけど、ほとんど最終的には負けてます。たぶん短期中期投資の才能がありません。
ちなみに、既に利確してしまったそうですが、今をときめくエヌビディア(NVDA)大先生にも数年前から投資していたそうです。恐るべし義母。
マネーリテラシーは投資経験で決まる
そんな短期中期投資の鬼、義母ですが、投資以外の面ではごく一般的な主婦の方です。
しかし、投資経験が豊富だった、ということです。
一方で、年収1000万超えのエリートサラリーマンでも、収入に比例して支出も増え、投資どころではないのはよくある話です。
役員クラスまで出世した方でも、お金の扱い方を知らなければ定年後に苦労するでしょう。
つまり、マネーリテラシーの有無に属性は全くといっていいほど関係ありません。重要なのは自分の頭を使って投資をすることです。
そしてそれは、100円から投資できる今、誰にでもできることです。
これから日本にも到来する本格的な格差社会、手を動かしてマネーリテラシーを身につけるか否かが人生の分かれ道となるのではないでしょうか。
まとめ
以上、マネーリテラシーを身につける上での投資経験の重要性を説明しました。
といっても、印象に残ったのは義母のことだけかもしれません(笑)。
それも良いですが、あれは誰にでもできる芸当ではないことに注意しましょう。筆者を含め、凡人には長期投資が無難です。
ですが、自分のマネできない、違うタイプの投資家と話すのは楽しいものです。
今後も義母登場回にご期待ください!
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