前回の米国株ポートフォリオの記事から3か月が経ちました。
筆者あらおの現在の米国株投資状況、ポートフォリオをご報告します。
米国株ポートフォリオ(2024年11月時点)
2024年11月時点の筆者の米国株ポートフォリオを表したグラフは、以下の通りです。
ティッカー表記だと分かりづらいので、以下に列記します。
ここ3か月の株価騰落率と合わせて記載します(2024年11月20日時点)。
銘柄 | 比率 | 株価騰落率 |
JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン) | 10.1% | -3.0% |
PG(プロクター・アンド・ギャンブル) | 9.8% | ±0.0% |
MCD(マクドナルド) | 9.7% | +1.0% |
KO(コカ・コーラ) | 8.5% | -10.9% |
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF) | 7.2% | +5.0% |
MO(アルトリアグループ) | 5.2% | +9.2% |
IBM | 4.8% | +5.4% |
XOM(エクソン・モービル) | 4.7% | +4.1% |
ABBV(アッヴィ) | 4.6% | -15.9% |
PM(フィリップ・モリス・インターナショナル) | 3.6% | +10.1% |
VZ(ベライゾン・コミュニケーションズ) | 3.0% | +3.2% |
JPM(JPモルガン・チェース) | 2.8% | +13.0% |
DUK(デューク・エナジー) | 2.7% | +0.8% |
一部ETFを含みますが、以前買った名残りなので気にしないでください。
上記以下の比率の銘柄は、簡潔のため割愛します。
感想
トランプ相場の影響もあり、全体的には株価上昇傾向です。
とはいえ、ポートフォリオがディフェンシブ寄りのため、株高の恩恵は限定的ではあります。
この間、コカ・コーラやアッヴィ等、個別に大幅な下落が見られましたが、タバコ株や金融株は好調のため影響は相殺しています。
この辺は、セクター分散の良い面が見られたかと思います。
下落株も、短期的にはマイナスですが、こういうタイミングで買い増していく事で後のリターンにつながります。
今回のように銘柄によって騰落がハッキリ分かれる局面は、下がったものを買い増す逆張り戦略が機能しやすい局面でもあります。
セクター別の米国株ポートフォリオ(2024年11月時点)
上記をセクター(業種)別のポートフォリオで表したグラフは、以下の通りです。
各比率は通りです(各セクターと、そのセクターが得意な局面との関係も記載)。
セクター(業種) | 得意な局面 | 比率 |
生活必需品 | 不況期 | 22.3% |
生活必需品(タバコ) | 不況期 | 10.9% |
ヘルスケア | 不況期 | 18.5% |
公共事業 | 不況期 | 7.0% |
通信 | 不況期 | 5.2% |
金融 | 回復期 | 5.2% |
テクノロジー | 回復期 | 4.8% |
消費財 | 好況期 | 9.7% |
エネルギー | 後退期 | 9.2% |
感想
ご覧の通り、不況期に強いセクター(ディフェンシブセクター)だけで6割近くを占めています。
これは、何度か下落局面を経験した中で、不況時の影響を小さくした方が心地よく運用できる点を認識したからです。
下落局面で精神面に影響が出てしまう方は、同じように守りのセクター比率を上げていくのも手ですね。
ディフェンシブセクターは、配当利回りが高い場合も多いのでそこも有難い点です。
ただし、完璧な銘柄・セクターなどありません。
現在のような株高局面では、成長性の劣るディフェンシブセクターは市場平均に劣る場合がある点に留意が必要です。
景気サイクルを考慮したセクター分散の方法は以下の記事です。
まとめ・今後の展望
以上、2024年11月時点の米国株ポートフォリオ現状報告でした。
2024年は平均して上昇相場であり、筆者のポートフォリオも平均としてはその傾向です。
ただ、個別には大きく下落する株も見られ、この辺は個別の企業リスクの影響が出ています。
とはいえ、株価の長期的上昇シナリオに賭ける限り、このような下落はチャンスでもあります。
株価が下がって配当利回りが向上した銘柄はしっかり拾うことで、長期的なリターン向上につなげたいと思います。
結論としては、ポートフォリオは現在も一定機能していると捉え、現状の高配当株戦略を継続する考えです。
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