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5種類あるFIREについて整理してみた

FIRE全般
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FIREムーブメントが日本でも広まりだして久しいですね。

最初の頃はFIREというと割と単一的な概念だったかと記憶していますが、時を経るごとにサイドFIREだのリーンFIREだの増えていき、最近は筆者自身も何が何だか整理できていない現状です。

それだけFIREが日本でも広まり、多様な価値観に応じてFIREも細分化されていったんでしょうね。

ただ、そうなってくると自分は一体どのFIREに属するのか疑問になったので、今回各種FIREについて整理してみることにしました。

それでは、具体的に見ていきます。

5種類のFIREとは

FIREには少なくとも5種類あり、諸説あるものの、例えば、以下のように定義されるようです。

①ファットFIRE:仕事を完全にリタイアして、資産運用の利益だけで高水準な生活を送るライフスタイル

②リーンFIRE:仕事を完全にリタイアして、資産運用の利益だけで質素な生活を送るライフスタイル

③サイドFIRE:資産運用をメインの収入源にしつつ、副業で足りない部分を補うライフスタイル

④バリスタFIRE:資産運用をメインの収入源にしつつ、パートやアルバイトで収入を補うライフスタイル

⑤コーストFIRE:資産運用だけで生活できるものの、趣味の一環として仕事に従事するライフスタイル

これを見て、個人的には③サイドFIREと④バリスタFIREの違いが分かりにくいと思いましたが、一応、個人事業など雇われずに働くのが③サイドFIREで、雇用されて働くのが④バリスタFIREという違いはあるようです。

5種類のFIREを整理

5種類のFIREの定義を見て、それぞれ下記のように整理できると思いました。

①ファットFIRE:不労所得>生活費+娯楽費、労働なし

②リーンFIRE:不労所得>生活費、労働なし

③サイドFIRE:不労所得<生活費、労働あり(非雇用)

④バリスタFIRE:不労所得<生活費、労働あり(雇用)

⑤コーストFIRE:不労所得>生活費or生活費+娯楽費、労働あり

上記は生活に最低限必要な費用を生活費、それ以外の費用を娯楽費として定義しています。

こうしてみると、③サイドFIREと④バリスタFIREはやはり似た概念で、⑤コーストFIREについては不労所得で生活費のみを賄えるのか娯楽費も含めて賄えるのかやや定義が曖昧だと感じました。

いずれにせよ、不労所得で生活費を賄えるのか否か、娯楽費まで賄えるのか否か、労働は行うのか否かが分類の基準といえそうです。

あなたはどのFIREを目指していますか?

筆者のライフスタイルを分類してみた

ここで元の話に戻り、筆者は一体どのFIREに属するのか考えてみました。

筆者は、一応数字上、不労所得が生活費を上回っています。

しかし、娯楽費までは全くカバーできていませんし、今後も不労所得が増えた分はしっかり家族や趣味に使っていきたいと考えています。

なので、不労所得が生活費+娯楽費を上回る日はなかなか遠いでしょう。

そして労働ですが、不労所得がさらにしっかり育つまで、現在の本業は少なくとも5年は続ける予定です。

そしてその後は資産額に関わりなく、自分のやりたい仕事に集中して(拘束時間は減らして)働きたいと考えています。

以上より、筆者の場合、「不労所得>生活費、労働あり」のパターンになります。

すると、筆者は⑤コーストFIREに該当するかと思われます。

とはいえ、「趣味の一環として仕事に従事する」とまでは言えないような気もするので、「サイドFIRE寄りのコーストFIRE」?でしょうか。

そして、そこから「真のコーストFIRE」を目指している、ような状況となっています。

まとめ

今回は5種類のFIREについて整理してみました。

不労所得と生活費、娯楽費との関係、労働の有り無しでFIREは分類できます。

とはいえ、個人的に大事なのは経済的自立(FI)を達成する、あるいは近づくことだと思います。

その上で、どの程度お金を使うも、どのように働くも働かないも、個々人の価値観次第ですね。

ちなみに今回、筆者はサイドFIRE寄りのコーストFIRE?と判明しました。

ただ、分類しといてなんですが、コーストFIREというワードがいまいちピンとこないので、ざっくりサイドFIREということでいこうかと思います。

まあ呼び名が何であれ、各人の価値観が大事ですね。

そして、似たような価値観の方にブログを読んで頂けたら幸いですし、そうでない方も、こんなやつもおるんかぁくらいのノリで読んで頂けたら幸いです。

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