FIREしたい。でもFIRE達成までの道は長い。とお悩みの方。
一案として、2ステップFIRE戦略を提案させていただきます(筆者が勝手に命名)。
2ステップFIRE戦略は、簡単に言えば一旦サイドFIREを目指しましょう、というもの。
まずは難易度の低いサイドFIREを速やかに達成し、そこから段階的にフルFIREに近づきます。
現在、筆者も業務量の縮小によるサイドFIREを目指しており、この2ステップFIRE戦略の途上にあります。
以下、説明します。
2ステップFIRE戦略とは?
2ステップFIRE戦略は、以下のステップから構成されます。
①週3勤務等の職に就き、速やかにサイドFIRE(不労所得+給与所得>生活費)を達成。
②時給向上、不労所得向上により徐々に労働時間を減らし、フルFIREに近づく。
上記戦略は、フルFIRE、サイドFIRE、それぞれの課題に対処したものです。
フルFIREの課題:多額の資産が必要。達成まで時間がかかる。
サイドFIRE(バイトを想定)の課題:退職後に入金力が落ち、フルFIREへの移行が困難。
つまり、サイドFIRE時の職をバイトではなく、専門的な職業とすることが肝要です。
これにより、週1~3勤務、時短勤務、フルリモート等の柔軟な勤務条件と、高時給が両立できます。
さらに、スキル向上で更なる時給アップが期待できるため、更なる労働時間の短縮、フルFIREへの移行も視野に入ります。
2ステップFIRE戦略のメリット
2ステップFIRE戦略には、以下のメリットが考えられます。
①早期のサイドFIRE達成
冒頭からお伝えの通り、フルFIREよりも早くサイドFIREが達成できます。
これは、必要な資産額が少なくて済むからです。
現在の会社を早く辞めたい場合、家族・健康等の理由で時間的余裕が早く欲しい場合に有用です。
②ゆとりある状態でFIREを目指せる
仕事が忙しい中でFIREを目指す場合、FIRE達成まで日々せわしなく過ごす事が普通です。
サイドFIRE状態でフルFIREを目指せば、日々の生活もゆったり楽しみながら過ごせます。
③最適な労働量を徐々に探れる
全ての人にとって365日働かない事がベストとは限りません。
週5勤務は多くても、多少働いた方が生活にハリが出る、という人もいるでしょう。
そんなとき、本戦略は徐々に労働量を減らすため、自分にとってベストな塩梅を探りやすいメリットがあります。
心地よいワークライフバランスに達したと思ったら、そこでFIRE戦略を終了してもよいのです。
2ステップFIRE戦略のポイント
2ステップFIRE戦略の最大のポイントは、キャリア戦略ともいえます。
では、どのような職種を狙うべきでしょうか?
例えば、レバテックフリーランスには、IT系の職種について、週1~3日勤務の求人が数千件以上あります。
また、フリーコンサルBizには、コンサル系の職種について、週1~3日勤務の求人が数百件以上あります。
このように、例えば、以下のような専門職のキャリアにチェンジすることで、近い将来のサイドFIREが見えてきます。
IT、コンサル、営業、マーケティング、金融、クリエイティブ、労務・総務、医療、法律
今の仕事が上記に直接該当しなくても、多少関わりがあれば、軸ずらしでの転職はあり得るかと思います。
また、昨今の人手不足を鑑みれば、若い方は未経験での挑戦も全然ありでしょう。
まとめ
以上、2ステップFIRE戦略について説明しました。
キャリア戦略さえハマれば、比較的スピーディーかつ無理なくFIREを目指せる戦略の1つではあると思います。
実際、筆者も専門職にキャリアチェンジし、普通の会社勤めより選択肢が多い事を実感しています。
もしチャンスがあれば、一度検討するのもありかもしれませんね。
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転職して気づく事もあります。
筆者も2ステップFIRE戦略を実行しています。
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