早くFIREできたら最高!でも目指すのは大変かも…
自分はどうしたら良いんだろう?
FIREを達成すれば、会社に縛られない、自由な生活が手に入ります。
どうせなら早くFIREして、充実した人生を送れたらいいなぁと思う方は多いと思います。
しかし、より早いFIREを目指すほど、努力が多く必要になる等、デメリットも存在します。
すると、自分はより早くFIREを目指すべきなのか?分からない方もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、以下の3点を解説します。
この記事を読むと、より早くFIREを目指すメリットとデメリット、より早くFIREを目指すべきか?のチェックリストを知る事ができます。
早期FIREに興味がある方は、ぜひ参考にしてください!
早くFIREを達成すると得られるメリット
より早くFIREを達成すると、以下のメリットが得られます。
メリット①:体力・健康の充実したFIRE生活
30代や40代の若い時期にFIREすることで、体力や健康がより充実した状態で自由な時間を使えます。
旅行、スポーツ、冒険的活動など、体力が必要な活動を十分に追求できるでしょう。
また、健康面でライフスタイルへの制約がつくリスクも低減できます。
活動的な生活を長く送れることで、健康寿命や寿命そのものの延長効果も期待できます。
メリット②:キャリアチェンジしやすい
FIRE後は生活費を稼ぐ必要がないため、起業等も含め、純粋にやりたい仕事にトライする選択肢があります。
若い時期にFIREすれば、再び何か学んだり、キャリアチェンジを検討する時間的猶予がある点で有利でしょう。
特に50代以降の場合、キャリアチェンジするには求人数・求人条件の面で制約が生じやすい側面があります。
起業含め、チャレンジしたい仕事がある場合、早期FIREは魅力的です。
メリット③:多様なライフスタイルを模索できる
若い時期にFIREすると、様々なライフスタイルを試す時間的猶予があります。
例えば、海外での長期滞在、異業種への転職、フリーランスや起業、趣味に専念したりと、リスクを取って多様な生き方を探求できます。
何かにトライして失敗しても、やり直せる期間は長いですし、試せる回数も多いです。
やってみたい事が多い場合、早期FIREは魅力的です。
メリット④:家族との時間を増やせる
若い時期にFIREすると、子どもがいる場合、子育ての重要な時期により多くの時間を家族と過ごせます。
また、親についても、元気なうちにより多くの時間を過ごせるでしょう。
50代でFIREする場合、子どもが家を出ているケースも多く、親も高齢です。
若年期のFIREは、会社勤めでは考えられない程、家族との時間を最大化できる可能性を持ちます。
メリット⑤:より豊かなFIRE生活
FIREで不労所得>生活費を達成したなら、理論上、永久に資産と不労所得は増え続けます。
すると、若い時期に経済的自立を達成することで、投資期間が長くなり、FIRE後により多くの複利効果を享受できます。
そうやって資産が成長を続ければ、倹約とは無縁のFIRE生活に徐々に近づきます。
早期FIREは、FIREまでの苦労は多い分、FIRE後に得られるメリットは大きいです。
早くFIREを目指すデメリットと対策
早期FIREは、通常のFIREへの道のりを短期間で進むことになります。
あまり一般的な生き方ではありません。当然、以下のようなデメリットもあります。
それぞれのデメリットと、その対策も合わせて説明します。
デメリット①:生活水準の制限とストレス
より早くFIREするためには、通常よりも高い貯蓄率が必要です。
そのため、生活水準を大きく制限しなければならないケースが多いです。
食費、娯楽、旅行、趣味などの出費をカットすることで、生活が窮屈に感じるかもしれません。
支出ではなく、収入の増加に注力する方法等もありますが、やはり一定以上の支出制限は必要と考えます。
なので、このデメリットは、ある程度受け入れるしかないのが事実です。
しかし、支出にメリハリをつけ、必要なところには使う事でストレスを軽減する等の工夫は考えられます。
デメリット②:年金制度や退職金を活用できない
30代や40代でのFIREの場合、年金や企業年金の支給までの橋渡し期間が長いです。
したがって、FIRE後の資金計画に年金制度を計算に入れづらい面があります。
また、若い時期の退職では、退職金も少ないでしょう。
したがって、自分の資産から生まれる不労所得で生活費をまかなうよう設計する必要があります。
対策としては、より不労所得を積み増せるよう、インカムゲイン重視の運用を活用する事が考えられます。
具体的には、例えば、高配当株投資や不動産投資が考えられます。
デメリット③:喪失感、虚無感を感じやすい
若い時期は気力・体力が充実しているため、FIRE後にやる事が無いと喪失感、虚無感を感じやすい傾向が強いです。
はじめはひたすら遊ぶ事を楽しめても、2~3年もたてば飽きてしまう可能性が高いでしょう。
適度な仕事による適度なストレス、社会とのつながりは、幸福度を高めるのに必要な場合があります。
対策としては、FIRE前からFIRE後にやりたい事を決めておくこと、特にFIRE後のキャリアの方向性を考えておくことが挙げられます(フリーランス、起業も選択肢)。
とはいえ、とりあえず早くFIREして、その後ゆっくり考えるのもありだと思います。
デメリット④:周囲とのギャップ、孤独感
30代や40代で仕事を辞めてしまう人は、周囲にほとんどいない可能性が高いです。
友人や同僚がバリバリ働く中、自分だけがリタイアすると、孤独感を感じやすくなります。
話も合わず、せっかく暇になっても休みを合わせづらいでしょう。
対策としては、FIRE民のコミュニティを開拓すること、趣味等のコミュニティを開拓すること等が挙げられます。
デメリット⑤:大きな支出の断念、後回し
早期FIREには支出の制限が必要ですが、子どもや家等の大きな出費の場合、制限ではなく断念しなければないないケースがあります。
大きな出費は節約にも限界があるため、早期FIREが実現不能になる場合があるからです。
根本的な対策はありませんが、支出をせめて後回しにする、サイドFIREの活用や運用利回りの向上でカバーするという手があります。
具体的には、まずはFIRE達成を優先してマイホームは後回しにする、子どもは諦めずに、サイドFIREや不動産投資を実践してカバーする、等が考えられます。
【より早くFIREを目指すべきか?】チェックリスト
以上の通り、早くFIREを目指す事には、メリットとデメリットがあります。
これらを踏まえ、自分はより早くFIREを目指すべきか?をチェックできるよう、チェックリストを作成しました。
以下の項目に多く当てはまるほど、早期FIREにチャレンジすべきと判断できます。
いかがでしたでしょうか?
上記に多く当てはまった方は、早めにFIREした方が人生の満足度が向上するかもしれません。
まとめ
以上、より早くFIREを目指すメリットとデメリットについてでした。
早期FIREにはデメリットもありますが、対策する方法自体はあります。
より自由で主体的な人生を望む方にはお勧めです。ぜひチャレンジしてみてください!
10年以内にFIREする方法については、下記の記事にまとめています。
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筆者が早くFIREしたい理由はこちら。
早く会社をやめるためにやった事。
早くFIREしたい若年層が増えていそうです。
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