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都会と地方、二拠点生活の3つのメリット

FIRE全般
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今回は二拠点生活に関するお話です。

さっそく個人的な話で恐縮ですが、我が家では経済的自立を達成した今、妻FIRE(=単なる専業主婦)、筆者リモートワーク体制を計画中です。

そうなると、東京に住んで高い家賃を払い続ける理由は無くなります。それで、地方移住を検討しています

しかし、筆者は日系メーカー勤務時代、とある地方の事業所に勤めていました。

そして、社畜全盛だったことも考慮すべきですが、それはまあ辛い生活。地縁も人の縁も無い田舎だったので、とにかくやる事が無い、孤独、働くしかない。

そのトラウマから、完全な地方移住は難しいと考えました。

かといって生活費は抑えたいし、地方も自然が多くて人が少ない点は大いに魅力でした。

そこで今思い至っているのが(実現性は一旦置いて)、都会と地方の二拠点生活です。二拠点生活は、以下の点にメリットがあると考えます。

地方移住に対する二拠点生活のメリット

①:友人関係の維持

筆者が縁もゆかりもない地方に移住して一番しんどかったのは、人間関係が激減したことです。

会社の人間関係はありますが、やはり利害関係のない純粋な友人とは違います。

しかし、地縁のある地方に行く場合を除いて、都会から地方移住する場合、移住先に友人はほとんどいないのが普通ではないでしょうか。

新天地で人間関係をどんどん切り開くのもいいです。

しかし、一般に、田舎ほど人間関係は排他的、閉鎖的という事実はあります。

誰でもなじめるものではありませんし、筆者みたいなシャイな人間には自信がありません。

そこで、二拠点生活であれば、都会滞在中にいくらでも友人に会えます。都会は仕事が多く、必然的に友人の多くは都会にいるはずだからです。

地方に根を下ろして生活していれば、例えば東京に行ったとして多くて年に2~3回程度ではないでしょうか。

そうすると友人に会う機会は限定されますし、行ったとして予定が合わないこともあります。

ずっと都会にいるのと変わらないくらい元の友人関係を維持できる。それが二拠点生活の大きなメリットです。

②:仕事の選択肢

完全なFIREを志向される方には関係ない話ですが、都会に拠点がある分、仕事の選択肢が多いのも二拠点生活のメリットです。

メーカー勤務時代、興味本位で勤務地の求人数と東京の求人数を比較してみたことがありますが、文字通り桁違いでした。

そして求人数が違うということは、職種の選択肢も違います。

地方は一部の職種に偏る傾向がある一方、都会の求人は多種多様です。

このことから、サイドFIRE志向が強い方にとっては都会に拠点を持つ利点があるといえます。

完全な地方移住なら都会の求人にはフルリモート可の求人くらいしか応募できませんが、二拠点生活なら出勤が必要な仕事に週の半分就く働き方もできますし、リモートができるけど週一や月一での出勤が求められるような求人にも応募できるからです。

そして、雇用だけではなく、起業や独立を考える際も都会に拠点があることで有利になります。都会は人も情報も多く、ビジネスチャンスに恵まれているからです。

③:娯楽の選択肢

娯楽の選択肢は、都会と地方の二拠点生活の真骨頂ではないでしょうか。

筆者は、マリンアクティビティに最近ハマっています。

旅行もマリンアクティビティのツアー目的で行ったりしますが、旅費もあいまって如何せん高いです。

一方、地方に拠点があれば自分でグッズを買って何度も遊べますし、旅費もかかりません。これが筆者が地方に進出したがる大きな理由です。

ただ、地方はショッピング等の都会型の娯楽施設が限定的。妻も案の定、完全な地方移住には懐疑的です。

そこで、二拠点生活なら、都会と地方の良いとこ取りができます。

都会的な遊びをしたければ都会の拠点、地方的な遊びをしたければ地方の拠点を使い分けられます。

まとめ

今回は、地方移住に対する、都会と地方の二拠点生活のメリットについて説明しました。二拠点生活のメリットには、以下の3つがあります。

①:友人関係の維持

②:仕事の選択肢

③:娯楽の選択肢

デメリットは当然、お金がかかることですね。なので、二拠点のうちどちらかは実家を活用するとか、都会と地方の中間地に住むとか、が現実的な着地点になるでしょうか。

我が家も今後の計画は特に確定していません。

ただ、FI(経済的自立)とリモートワークを活かした生活にはトライしたいと考えていますので、FIREの一実験台である筆者の生活がどうなっていくか、温かく見守っていただければ幸いです。

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