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三井住友FG 直近4.7%安、利回り3.05%【今週買いたい割安株】

銘柄分析
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こんにちは、あらおです。

株式投資では、高配当株を毎週およそ一定額でコツコツ購入しています。

長期投資のため、低迷している株を拾いに行くのが基本スタンスです。

それでは、今週買いたいと思っている割安株です。

※各種データはMINKABUをもとにしています。

※本記事は投資判断に関わる情報をまとめたものであり、最終的な投資判断はご自身でお願いします。

三井住友フィナンシャルグループ(8316)

株価

以下の通り、直近1カ月は大まかには上昇傾向です。

ただし、直近最高値の4129円からは-4.7%となっているので、今回取り扱います。

<直近1か月の株価推移>

5年の長期で見ても、ほぼ一貫した上昇傾向です。

昨年8月の日本株暴落時に一時不調となりましたが、今はすっかり復調しています。

<直近5年の株価推移>

各指標のレンジと現在値(割安さ)

次に、各指標のここ数年のレンジに対する現在値は以下の通りです(2021/9/29~2025/3/28)。

ここ1週は少し下げたとはいえ、長期で見ると指標上は割高といえそうです。

ただし、ここ数年の利益成長は著しく、この勢いが続くなら必ずしも「割高」とはならない可能性もあります。

指標レンジ現在値
株価(円)1240~41293936
PER7.99~16.2916.29
PBR0.45~1.041.04
配当利回り(%)2.28~5.092.28(実績値ベース)
3.05(予測値ベース)

※データは四半期ごとの集計。

業績

業績に関する指標は以下の通りです。

ここ5年、売上高、経常利益、純利益ともに増収増益を続けています。

25年3月期(2024年度)も、この傾向は変わらない業績予想が発表されています。

<直近5年の業績>

(出所:MINKABU

業績詳細

グループ全体で見ると堅調な増益ですが、増益の内訳は少しずつ変化しているようです。

まず、以下の通り、2022年度はグローバル事業1,149億円の増益が牽引。

内、海外金利上昇に伴う預貸金収益の増加が1,085億円です。

(出所:2022年度決算 投資家説明会 資料

2023年度も、グローバル事業の増益1,212億円が牽引するも、為替要因+800億円(外的要因)が大きいと考えられます。

一方で、国内事業であるリテール事業、ホールセール事業の増益も拡大傾向に。

(出所:2023年度決算 投資家説明会 資料

そして最新の2024年度3Q決算では、グローバル事業は減益に転じています。

一時要因のSMBCAC保険金受領剥落を除くと、預貸金収益の伸び鈍化(+214億円)に対し、インフレに伴う経費の増加(▲406億円)が要因のようです。

一方で、リテール事業、ホールセール事業の増益はさらに拡大

(出所:2024年度第3四半期決算 実績の概要

旺盛な資金需要を背景にビジネス自体が着実に成長する上に、国内金利上昇に伴う預貸金収益の伸びが拍車をかける構図です。

(出所:2024年度第3四半期決算 実績の概要

まとめると、金利の動きの含め海外事業の上積みは限定的、国内事業はいまだ伸びしろあり、という見方ができるかと思います。

ちなみに、国内事業成長の要因としては、金利の他に、同社は以下の要因を挙げています(2024年度中間期質疑応答)。

  • 活発な企業活動に伴う貸金・手数料収益の伸長
  • ウェルスマネジメントビジネスの好調
  • Oliveを通じた顧客基盤の拡大

これらの前提条件が続く限り、さらなる伸びしろは期待できるかもしれません(逆も然りですが)。

配当余力

最後に配当余力に関する指標は以下の通りです。

安定して毎年増配を続ける一方、配当性向はむしろ低下。現状、配当余力は十分といえるかと思います。

現行の業績推移が続く限り、さらなる増配も十分射程に入るのではないでしょうか。

<直近5年の配当金額、配当性向>

(出所:MINKABU

まとめ

以上、三井住友フィナンシャルグループについてでした。

まとめると、以下の通りです。

  • 長期的に株価上昇、指標上は比較的割高な水準
  • 売上高、利益ともに増収増益
  • 海外事業は現在頭打ち感も、国内事業はいまだ伸びしろありか?
  • 利益成長に伴い大幅増配、余力も十分か

安定した利益成長で株価うなぎ上りですが、増配でいまだ利回り3%あるのが凄いですね。

どこまで伸びしろを想定するかが判断のポイントになると思います。

業績を見るに、国内の資金需要の活況さが伝わってきます。景気良いんですね(笑)。

日本経済が長き低迷から抜け出しつつあるという大きな流れなら、この勢いがしばらく続くシナリオもあり得るのかもしれません。

はたまた、一時の夢で終わるなら、ここらが天井というシナリオもあり得ますが。

当然それは分かりませんが、個人的には一定の伸びしろはあると見て、増配期待込みで一定の買い増しを続けます。

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