こんにちは、あらおです。
高配当株の長期投資(バイ&ホールド)を行っています。
①配当利回り、②増配率、③配当安定性を重視して銘柄選定し、直近の割安さを加味して毎週投資しています。
それでは、今週買いたいと思っている高配当株です。
なお、本記事は5/6時点の情報をもとに作成しています。
※各種データはマネックス証券 銘柄スカウターをもとにしています。
※本記事は投資判断に関わる情報をまとめたものであり、最終的な投資判断はご自身でお願いします。
①:オリックス
基本情報
配当利回り(予想値ベース):4.64%(利益目標の進捗率100%の場合、最低でも3.44%以上)
※3Qの進捗率は70%
※2025年3月期の配当方針「配当性向39%、または前年度配当金(98.6円)のいずれか高い方」
直近10年の配当成長(実績値):4.29倍(23円→98.6円)
配当性向(2024年3月期):33.0%
配当性向(直近5年平均):36.9%
連続増配年数:1年
直近10年間での減配:なし

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
割安さ
直近5年の配当利回りレンジ:2.65~4.98%(一部の異常値除く)
→現在の配当利回り(予想値ベース):4.64%?

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
直近5年のPERレンジ:7.7~12.9倍(一部の異常値除く)
→現在のPER(予想値ベース):8.4倍

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
直近5年のPBRレンジ:0.48~1.08倍
→現在のPBR(実績値):0.80倍

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
感想
各種指標上、かなり割安な水準に感じます。
個人的には、今期の配当方針が不確実なことを嫌気してのリスク回避と関係すると考えています。
ただ、3Qの当期純利益の進捗率が70%、極めて安定的な業績推移を考えると、余程の事が無い限り利回り4%は超えてくると思っています。
配当性向が40%に近づき、これまでの驚異的な増配ペース維持は期待できないかもしれませんが、利回り4%あれば十分魅力的と考えます。
②:三井物産
基本情報
配当利回り(実績値):3.60%
直近10年の配当成長(実績値):3.13倍(32円→100円)
配当性向(2025年3月期):32.4%
配当性向(直近5年平均):27.3%
連続増配年数:5年
直近10年間での減配:1回(2017年3月期、- 14%)

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
割安さ
直近5年の配当利回りレンジ:1.83~5.33%
→現在の配当利回り(実績値):3.60%

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
直近5年のPERレンジ:5.4~19.3倍
→現在のPER(予想値ベース):10.4倍

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
直近5年のPBRレンジ:0.67~1.64倍
→現在のPBR(実績値):1.06倍

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
感想
決算発表後に株価が大きく下げています。
5年で見ると中間的水準ですが、直近ではそれなりに割安な水準に思えます。
長期的に見れば商社は安定増配を期待できると個人的に思うので、下がったタイミングはしっかり買い増したいと思います。
③:みずほFG
基本情報
配当利回り(予想値ベース):3.78%
直近10年の配当成長(実績値):1.62倍(65円→105円)
配当性向(2024年3月期):39.3%
配当性向(直近5年平均):39.8%
連続増配年数:3年
直近10年間での減配:なし

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
割安さ
直近4年の配当利回りレンジ:2.91~5.71%
→現在の配当利回り(予想値ベース):3.78%

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
直近5年のPERレンジ:6.8~13.8倍
→現在のPER(予想値ベース):10.6倍

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
直近5年のPBRレンジ:0.37~1.07倍
→現在のPBR(実績値):0.82倍

(出所:マネックス証券 銘柄スカウター)
感想
先週は日銀の利上げ見送り絡みで銀行株が下げましたが、みずほFGは下落率が大きくなっています。
上記は直近の収益に影響する部分はあるかと思いますが、長期的な流れを変えるほどの事象ではないように思います。
個人的には、少なくとも中期的に世界が保護主義的になる流れは止まらず、これは世界的な金利上昇圧力につながりやすいと考えます。
そのため、超低金利時代の利益水準まで落ち込む心配は少ない(=下値余地が限られる)という個人的見解です(ただしリセッション局面は除く)。
まとめ
以上、今週買いたい高配当株でした。
今のところ、株式市場は短期的な二番底の懸念は払拭され、全戻しを目指す展開をメインシナリオに想定します(米国の景気後退懸念は注視すべきですが)。
そのため、余力を切らさない範囲で、引き続きコツコツ買い増しでやって参ります。
決算シーズンですし、個々で値は動きやすいので個別に拾っていきたいですね。
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