投資の神様、ウォーレン・バフェットが現金を貯めこんでいます。
バフェットが率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、直近の決算で20兆円を超える現金を保有していることを発表しています。
これは、バフェットが良い(割安な)投資先を見つけられていない事を示唆します。
米国株、ひいては世界の株式の暴落は近いのでしょうか?
日本株にとっても、米国株の影響は見逃せません。
バフェットの現金は記録的か?
バフェットが現在貯めこんでいる現金の額自体は記録的です。
しかし、現金をバークシャー社の時価総額で割ってみると以下の通り。
(出所:BUSINESS INSIDER)
現在も、極めて平均的な水準です。
同社の保有資産全体の向上に比例して、現金の額も伸びている可能性があります。
つまり、バフェットが暴落を見越して株の売却を進めている、とは言えなさそうです。
目下、米国株は絶好調
目下、米国株は絶好調です。
この1年、多少の調整はありつつもすぐ戻し、上昇トレンドは継続中です。
以下は、ここ1年のS&P500のチャート。
しかし、好調なときほど気は引き締めたいものです。
9月は基本的に下落のアノマリー(経験則)がありますし、大統領選もあり不確定要素が多いです。
一旦大きな調整もあるという可能性を見込んで備えたいと思います。
まあ、いずれにせよ、コツコツ積み立てるだけなのですが。
株価が好調のとき意識したい事
株価が好調のとき、調子に乗り過ぎるのは気を付けたいところです。
筆者もコロナ後、グングン上昇を続ける相場に焦りを感じ、乗り遅れまいと追加で買い増しを行ったところで下落を食らいました。
現在は当時ほど急激な上昇はありませんが、それでも8月はボーナスくらいの含み益はありました。
しかし、投資において含み益など実体のない空気のようなものです。
上がったら今度は下がるもの。そしてそのタイミングは掴めない。
タイミングを計るのは諦め、積立に集中。それが長期投資の基本かと思います。
含み損を無視するのも大事ですが、含み益も無視。
儲かったと勘違いして贅沢はしない。これでいきます。
まとめ
以上、米国株の現状についてでした。
割と高値っぽい水準にも見えるので、バフェットが新規の買い付けに消極的なのは納得できます。
とはいえ、米国株は長期的にずっと上昇トレンドなのが難しいところ。
結局、今の値が異常なのか、まだまだ坂の中腹に過ぎないのか、後にならないと分かりません。
諦めて積立が、どちらに転んでも後悔の少ない投資手法ではあるかと思います。
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