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FIREはやめとけ?無理ゲー?【言われる理由と対策】

FIRE全般
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<span class="fz-16px">初心者</span>
初心者

FIREを調べたら、「やめとけ」「無理ゲー」ってよく言われてる。

やっぱり、無理なのかな…?

昨今、FIREを目指す人が増加しています。

それに比例して、FIREを達成した人だけでなく、FIREに挑戦したものの諦めた人、失敗した人も増えています。

FIREは「やめとけ」「無理ゲー」とする声も出てきました。

しかし本当に、FIREそのものが実現不可能なライフスタイルなのでしょうか?

個人的には、「やめとけ」「無理ゲー」と言う人のほとんどが、準備不足だったか、単にFIREをよく知らないだけだと考えています。

そこでこの記事では、以下の2点を解説します。

この記事を読むと、FIREへの否定的意見の真相と、懸念点への対策が分かります。

FIREに興味がある方は、ぜひ参考にしてください!

この記事を書いた人

 あらお

  • 30歳の不動産・株式投資家(投資歴10年)
  • 24歳でFIREを目指す⇒29歳でFI(経済的自立)達成
  • 毎月の不労所得:15~20万円
  • 計8戸の不動産と数千万円の株式等を保有

FIREはやめとけと言われる理由と対策

FIREはやめとけと言われている理由として、以下が挙げられます。

各理由と、それぞれに対する対策を説明します。

理由①:4%以上のリターンを保てるとは限らないから

FIREの一般論として、生活費の25倍の資産を貯めましょう、すると資産の4%相当の運用益で暮らせます、という「4%ルール」があります。

これに対する反論として、そもそも+4%以上のリターンを継続できるとは限らない、というものがあります。

これは一理あり、たしかに過去の(米国株の)実績から「4%」が導かれたとはいえ、将来を保証するものではありません。

また、株式等は値動きも大きいので、4%を割る年もあるでしょう。

対策

1つの案として、インカムゲイン(配当金、家賃収入等)の利回りを基準にFIREする方法があります。

インカムゲインは資産価格に比べ変動が小さいので、より計算しやすいです。

4%のインカムゲイン利回りはインデックス投資では難しいですが、高配当株投資不動産投資では可能です。

理由②:インフレで生活費が上がり破綻するから

FIRE後にインフレによって現金等の価値が減少し、資産の実質的価値が減少する可能性があります。

すると、当初計画した生活費では成り立たなくなるというご意見もあります。

しかし、株式や不動産等、FIREで一般的な投資方法の多くはインフレ耐性があります。

よって、現金を持ちすぎなければそこまで影響は無いように思います。

対策

株式や不動産による資産運用を行います(通常通り)。

そして、現金比率は必要以上に高くなり過ぎないように注意します(特に若い時期ほど)。

理由③:想定外の支出で破綻するから

FIRE後、計画では想定していなかった支出が発生する可能性があります。

病気・ケガ、家の修繕、介護、教育等です。

予定外の支出で資産が大きく毀損すると、FIRE生活は破綻するというご意見もあります。

これは確かにそうと言えばそうですが、破綻するほどの支出がどれだけの確率で生じるか、という疑問はあります。

心配すればキリは無いですから。

対策

対策するとすれば、資産を少し多めに貯める、保険を使う、サイドFIRE等があります。

ちなみに、リターン>支出を保つ限り、FIRE後も資産は増え続ける事になります。

すると、時間の経過ごとに資産の余裕しろが増え、想定外の支出にも対応しやすくなります。

理由④:生活の質を犠牲にするから

FIREを達成するには、基本的には支出の管理が求められます。

特に短期間でFIREを目指す場合、娯楽や旅行、趣味に費やすお金や時間を大幅に削減するケースもあります。

人により程度の差こそあれ、これは間違いなく事実です。

少なくとも、あるだけ使うという生活はできなくなります。

対策

生活の質に関係のない、ムダな支出から削っていくことが重要です。

無理な節約は避け、使うところは使うメリハリをつけた方が長続きもします。

今の生活も重視するなら、ゆるやかにFIREを目指すという選択肢もあります。

理由⑤:再就職が難しいから

再び働きたくなった場合、働く必要が生じた場合、ブランクが長いと再就職が難しい可能性があります。

FIRE後はそれなりに年齢を重ねている観点からも、再就職の難易度は上がります。

対策

FIRE後に向け、専門スキルを磨けるキャリアを選択するのが1つの手です。

専門スキルがあれば、サイドFIREの選択肢が見えてくる観点からも好適です。

難しい場合は、働きながら、あるいはFIRE後に資格・スキルを習得する手もあります。

FIRE後の労働を望まない場合は、働かずに済むよう不労所得をしっかり構築する手があります。

理由⑥:運用の心理的ストレスが大きいから

フルFIREの場合、リタイア後は収入をほぼ資産収入に依存することになります。

すると、市場の変動に敏感になり、資産が減少することに不安を感じ続けるというご意見もあります。

しかし、FIREを達成するまでに、既に十分な年数の投資経験があるはずです。

すると、暴落時は別としても、基本的には心配はないように思います。

対策

値動きの影響を緩和するには、やはりインカムゲイン重視の運用が一案です。

また、FIRE後は一定の現金を持つ、サイドFIREに資するスキルを保有するという手もあります。

理由⑦:孤立感や喪失感に悩むから

仕事は単なる収入源でなく、社会的つながりや自己実現の場という側面もあります。

そのため、FIREで日常の仕事のリズムや目的感が失われ、孤立感や喪失感に悩む事になるというご意見もあります。

しかし、これは妥当ではないと思います。

FIREしても働く事はできるし、仕事以外でも社会的つながりや自己実現を得る事は可能だからです。

対策

単純には、FIRE後も何か仕事をするのが手です(サイドFIRE)。

収入は度外視できるので、やりたい仕事好きな仕事でOKです。

パートでも、バイトでも、派遣でも、個人事業(起業)でもよいでしょう。

働きたくなければ、趣味ボランティアでも社会とつながる事はできます。

「やめとけ」「無理ゲー」の真相

以上のように、FIREは「やめとけ」「無理ゲー」と言われる理由には全て対策があります。

FIREが実現不可能である事を示す明確な根拠もありません。

また、現にFIREを実行して継続されている方も国内外問わず大勢います。

すると、どちらかと言ったら、FIREは実現可能と言わざるを得ないと思います。

たしかに、FIRE後の不安について、わずかな可能性のものまで挙げれば際限なくあります。

しかし、通常の生活だって、不安を挙げればキリがないのではないでしょうか?

そこに、FIREか、そうでないかに本質的な違いは無いように思います。

つまり、「やめとけ」「無理ゲー」は、はなからFIREを否定したいという意識の上に立つ意見であると考えます。

FIRE、投資について学び、可能性を真剣に検討すれば、そのような意見にはならないでしょう。

結論として、客観的に、FIREは実現可能です。

もちろん不安な点はあるかと思いますが、乗り越える手段自体はいくらでもあります。

問題は、(真剣に)やるか、やらないか、というだけの事だと思います。

まとめ

以上、FIREはやめとけと言われている理由と対策についてでした。

FIREは、やろうと思えばできるもので、思わなければできないものだと思います。

やろうという意識によって学び始め、学ぶことによって道が開けるからです。

学ぶための第一歩は、以下の記事をご参照ください。

FIREの基本を学んだら、次のステップはこちら。

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