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【圧倒的再現性】長期投資でFIREを目指す5つのメリット

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こんにちは、あらおです。

投資には、実に多様な手法がありますよね。

それらは様々な形で分類されますが、1つの切り口として、投資の時間軸での分類があると思います。

言い換えれば、どのタイミングで利益確定することを描いて買うか、という基準での分類でしょうか。

ざっくり分けると長期投資、短期投資です。

普通に考えれば、短いスパンで利確してどんどんお金を増やした方が理想的なはずですが、事はそう単純ではありません。

短期投資はゼロサムゲームであり、勝者の陰には必ず敗者が存在するからです。

一方で、人生は一度きり。リスクを負って勝負するのも一興ですが、失敗した場合、失った時間は二度と戻ってはきません。

その可能性も踏まえて考えると、一見地味で退屈な長期投資を、FIREに活用するメリットが見えてきます。

そこで今回は、長期投資でFIREを目指すメリットについて考えてみます。

長期投資でFIREを目指すメリット5つ

メリット①:圧倒的な再現性

長期投資の最大の特長は、なんといっても圧倒的な再現性の高さでしょう。

短期投資が利益の源泉とする短期的な値動きは、ランダム性が極めて高く、ゼロサムゲーム(誰かの利益が誰かの損失)の側面が強くなります。

勝ち続けるには高度な技術、強靭な精神力、そして運が必要であり、再現性が非常に低いのが現実です。

類まれなセンスを持つ一部の天才やプロだけが勝ち、多くの素人は最終的には養分となってしまう世界です。

一方、経済成長や企業の成長に投資する長期投資は、プラスサムゲーム(市場や企業の成長とともに全員の資産が増える)です。

例えばS&P500は、100年以上の長期スパンで右肩上がりの成長を続けています。

企業が稼ぎ続け、成長し続ける限り、国がお金を刷り続ける限り、長期的に株価が上がり続けるのは自明の理と言えるでしょう。

実際、株式を15〜20年以上長期保有すれば元本割れリスクが極めて低くなる点はすでに証明されています(ジェレミー・シーゲル著『株式投資第6版』)。

ただ「長く持つ」だけで、誰でも再現性高く勝ててしまうのです。

限りなく100%に近い確率で勝てるというこの特性は、FIREという一度きりの人生に関わる目標に対し、相性が良いと考えます。

メリット②:時間を奪われない

長期投資は、多くの場合、デイトレード等の短期投資より時間がかかりません。

セントラルフロリダ大学の論文は、デイトレーダーの半数以上が「1日あたり5時間以上」を市場の監視・取引作業に費やしていると報告していますDay Trading: Do You Really Want to Do It?

このように、毎日チャートに張り付き、ニュースや板情報を追いかける短期投資は、時間的コストが極めて高いです。

もちろん、費やした時間分、相応のリターンが得られれば問題ないのですが、上述した通り短期投資には必ず敗者になるリスクが付きまといます。

多量の時間を投入した結果、お金が増えなかったり、最悪失ってしまうと、精神的消耗も大きいです。

一方、長期投資は、一度ポートフォリオを設定してしまえば、あとは日々積み立てるだけという運用も十分可能です。

相場を全くチェックしない日があっても構いません。

1週間、あるいは1カ月遊んで資産を放置したとしても、運用成績にほとんど影響しないでしょう。

FIREへの挑戦は年単位の長丁場です。

その長丁場における時間を節約し、趣味や家族など「今この瞬間」も楽しみながら進むという意味では、長期投資は優れた手法と考えます。

メリット③:心の安定

常に相場をチェックする必要が無い点は、精神衛生上もメリットが大きいです。

オックスフォード大学の論文では、短期投資家のように株価を頻繁にチェックすると、人間特有の損失回避バイアスが働き続け、強いストレスや恐怖を常に抱え込むことが定量モデルで証明されていますMyopic Loss Aversion and the Equity Premium Puzzle

また、短期投資は、レバレッジをかけることも多く、相場の急変によって一瞬で資産が吹き飛ぶリスクを抱えます。

このような場合、暴落は「即刻退場」を意味し、強い緊張感が常にはたらいてしまいます。

一方、長期投資では、暴落は「割安で買い増せるチャンス」を意味します。

数年〜数十年単位の長期視点を持つことで、一時的な市場のパニックに動じず平穏なメンタルを維持しやすいのが強みです。

上記論文でも、株価の確認頻度を減らして長期的視点を持つことで、精神的負担が大幅に軽減され、合理的な判断が可能になることが示されています。

このように心の安定は、生活の質を向上するほか、暴落時の買い増しでリターンを押し上げる要因にもなり得るでしょう。

メリット④:手数料・税金の節約

短期投資では、売買を繰り返すたびに取引手数料が発生し、利確をおこなうたびに約20%の税金が課税されます。信用取引の場合、さらに金利も発生します。

これらの負担は、決して軽いものではありません。

実際、カリフォルニア大学の論文でも、毎時間のようにチャートを追いかけ、頻繁に取引に時間と手間をかける投資家ほど、取引手数料やスプレッドコスト等によってパフォーマンスが大きく悪化することを明らかにしていますTrading Is Hazardous to Your Wealth: The Common Stock Investment Performance of Individual Investors

一方、長期投資は、原則として買ったら売らないため、売買手数料がほとんどかからない点で効率的です。

また、売却しない限り課税されない(繰延効果)ため、運用益がそのまま次の利益を生む「純粋な複利効果」を最大限に活用できます。

このように、手数料・税金の点で長期投資は有利です。

メリット⑤:入金力との相乗効果

全米経済研究所の論文では、資産規模が小さい層〜中間層が資産を急速に増やす最大の要因は「運用パフォーマンス」ではなく「絶対的な貯蓄率(入金力)の高さ」であることがデータで示されていますSaving Behavior Across the Wealth Distribution: The Importance of Capital Gains

やはり、投資の序盤は入金力こそすべてなのです。

その意味で、時間がかからないという長期投資の特性は、資産形成に好影響を与えると考えます。

なぜなら、長期投資を採用することで投資に割く時間を抑え、給与アップなり節約なり、入金力の向上に集中する余地を生めるからです。

投資の序盤に、短期投資で四苦八苦して時間を浪費するリスクを避け、最もカギとなる入金力にリソースを全力投入できます。

一般には、短期で結果を出すには短期投資しかないと思われがちです。しかし、急がば回れ。

長期投資×入金力向上の方が、かえって入金力勝負である投資序盤を突破しやすい可能性については、十分考慮に値すると思います。

まとめ

以上、長期投資でFIREを目指すメリットについてでした。

まとめると、以下の5つのメリットがあります。

  • 圧倒的な再現性
  • 時間を奪われない
  • 心の安定
  • 手数料・税金の節約
  • 入金力との相乗効果

もちろん長期投資も万能ではなく、特に、資産が育つまで時間がかかりやすいというデメリットがあります。

しかし、それもやり方次第です。長期投資だから我慢して待つ以外にないという事ではありません。

長期投資の中にも高配当株投資、増配株投資、不動産投資…様々な方法があります。

もちろん何も苦労せずという訳にはいきませんが、努力と工夫次第で、長期投資を加速させる事は経験上、十分可能です。

以上を踏まえ、私は投資を始める際に長期投資を選択し、そして今も続けています。

個人的には長期投資の再現性の部分を一番重視しました。人生は一度きりで、無駄な時間は過ごしたくないですからね。

というわけで地味で退屈な長期投資、FIREにお勧めです。

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