以前の記事で紹介した、読者様からの質問の続きです。
回答について共有いたします。
ご質問内容
簡単に、ご質問いただいた、しゃち男さんのご状況を振り返ります。
詳細は前回の記事をご覧ください。
年齢:30
職業:会社員
年収:500万円前後
金融資産:1100万円程度(内訳:NISA・iDeCo約600万円、課税口座約300万円、現金等約200万円)
家族形態:妻と二人暮らし(子供の予定はなし)
住まい:関東近郊(都心まで電車で40分程度)の分譲マンション
インデックス投資から別の選択肢として不動産投資をご検討されているそうです。
2つ目のご質問は以下の通り。
・不動産投資の勉強をどのように行ったか?
自分で調べろ、と言われたらそれまでですが、書籍・ネットには情報が溢れており、どれを用いて勉強するべきかよく分かりません。
以下、不動産投資を勉強する際の注意点と合わせて回答いたします。
ご回答内容
筆者がどう勉強したか、という点では、とにかく不動産投資関連の書籍を読みあさりました(50冊以上?)。
コネ等も無く、それしか方法がなかったのです。
しかし、まったく同じ方法を他の方に勧めようとは思いません。ムダが多かったからです。
不動産投資の書籍を読む際の注意点
不動産投資関係の書籍は、体感として8割以上のものが、自身の体験記的な内容になっています。
しかし、不動産投資は個別性が非常に高いです。
個人の属性で融資条件は大きく変わりますし、物件も同じものは1つとしてありません。
さらに、融資のトレンドも5年、いや2~3年の間にも大きく変わる傾向があります。
つまり、体験記的な書籍は、ほとんどが時代遅れの可能性が高く、かつ自分に応用できるか全く不明です。
おすすめの勉強法
したがって、書籍で勉強する場合、なるべく原理原則について記された、専門書に近いものがオススメです。
一方、体験記系を読んでみる場合も、こういう前提条件ではこういう結果になった、というスタンスで読むことをお勧めします。
また、書籍だけでは最新の相場観等はつかめず、限界があることもまた事実です。
筆者の経験では、原理原則を書籍等で叩き込んだ上で、実際に不動産業者に行って話すのが一番学びが大きかったです。
一定以上知識があれば、万一変な業者に当たった場合の騙されるリスクも低減できます。
とはいえ、不動産業者に相手をしてもらうためには、買えるだけの属性を有する事が前提にはなります(必要な属性については前回の記事を参照)。
まとめ
以上、不動産投資を勉強する際の注意点でした。
不動産投資を取り巻く環境はコロコロ変わりますので、結局は現場に近い方(不動産業者等)とのコネを作っていく事が最終目標にはなります。
この辺は株式投資とは全く異なり、泥臭い部分があります。
しかし、そのための第一歩として書籍等を勉強するのは重要だと思います。
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