20代30代の資産額についてのデータが発表されました。
データによると、平均年収相当の層では資産額の二極化が進んでいます。
【20代〜30代の男女に聞いた】毎月の貯金額と現在の貯蓄額の調査!(出所:PR TIMES)
今の20代30代の資産はどのような分布でしょうか?
若年層の人生戦略と合わせて考えます。
20代30代の資産額分布
上記データによると、平均的な年収の層(手取り20~30万円)では、資産額の分布は以下の通り。
50万円未満:32%
50万円~300万円:31%
300万円~1000万円:25%
1000万円以上:12%
全体的に均等に分布しており、50万円未満の人もいれば1000万円以上の人もいる状況。
若年期において資産額の二極化の傾向が確認できます。
1000万円という数値ですが、仮に10年の積立期間とすると、毎月7万円を年利5%で運用で到達する計算。
手取りが20~30万円であることを考慮すると、7万円は多めとはいえ無理ではない数字です。
やろうと思えば、実現可能な数値ではあります。
すると、50万円未満の人と、1000万円以上の人とで、以下の人生戦略が見てとれます。
①若年期は全力で経験に使う
②若さを生かして積立で資産形成
20代30代の人生戦略
不労所得により人生の自由度を高める観点から、当ブログは基本的に②若さを生かして積立で資産形成を推奨する立場です。
しかし、①若年期は全力で経験に使うも、十分合理的な戦略と考えます。
人生には、若くないとできない経験があると思うからです。
それは、体力的な問題もありますし、若いから楽しめるような経験もあると思います。
例えば、どこかに遊びに行ったとき、周りが大学生ばかりだともはや楽しめない自分(三十路)がいます(笑)。
筆者は元々中身おっさんなので良いとして、若者的遊びが好きな人は、楽しめるうちに遊び尽くすのも戦略だと思います。
要は、個々人の価値観次第かと。
①も②も、共に若さをムダにせず生かしているので、後悔無ければそれでよしです。
一方、何となくでムダな保険に入ってたり、何となくコンビニで余計な物を買うくらいなら、投資に回した方が賢明と思います。
ちなみに、高収入層の資産額は?
ちなみに、手取り額ごとの資産1000万円以上の人の割合は以下の通り。
手取り20~30万円:12%
手取り40~50万円:43%
手取り60~70万円:70%
手取り80万円以上:89%
収入が増えるほど資産が増えるのは当然として、全体的に予想より割合高いなと思いました。
高収入でも支出も多くなるタイプの人はけっこういると思ってたので。
最近の20代30代は堅実ですね(自分もですが)。
理由としては、お金がある→投資をやろう→マネーリテラシー向上→安定志向にという流れが考えられます。
マネーリテラシー向上すると、やはり浪費には躊躇しがちになりますからね。
あとは、単純に忙しすぎて使う暇がない高収入という方もいるでしょうか。
まとめ
以上、20代30代の資産額についてでした。
若年期の経験を重視する方、もともと定年まで働くつもりの方等は、急いで資産形成を進める必要もないと思います。
自分の価値観に合った人生設計を立てましょう。
また、年収が高いほど資産形成に有利という周知の事実も垣間見えました。
特に若い方なら、まずは年収を上げるために時間もお金も自己投資する方が近道という可能性もあります。
スキルアップ・転職による年収増・働き方改善も視野に入れ、人生設計する事をお勧めします。
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こんな性格なので、若者的遊びが苦手です。
若者シリーズ。
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