今週、義母が東京に遊びに来ています。
今日は義母、妻、筆者の3人で朝食ブッフェを堪能。
義母の投資収益でご馳走になりました。
ついでに、投資の方針等についてもインタビューを実施。
すると、50代から始める、今を楽しむための資産運用について貴重な知見が得られました。
ご報告します。
50代以降に始める資産運用
筆者は今まで、50代以降に始める資産運用について有効な知見がありませんでした。
親にアドバイスを求められても、あまり良い助言はできず。
筆者の投資の基本方針は長期・積立ですが、これって若年層の投資というか、50代以降の方に勧めづらい部分があるんですよね。
というのも、長期投資は10年以上の投資期間を前提とします。
つまり、今のお金を我慢して10年以上先に送る側面があります。
(もちろん、その間配当金を受け取ったり、それによる精神的自由等を享受できる側面もあります。)
すると、長期投資は若年層には合理的な選択でも、将来より今を楽しみたい50代以降の方にはあまり意味が無い部分があります。
そんな中、義母の資産運用は1つの好例だと感じました。
義母の資産運用【前提条件】
義母の資産運用は、以下の前提条件を有します。
50代から投資を始めたそうです。
・地方在住であり、普段の生活は自分&家族の年金ですべて完結
・持ち家あり
・資産の3/4は老後資金用の現金→老後の備えは完了
・資産の1/4を日本、米国の個別株、ETFに投資
上記から伺えるのは、株式投資に回している資金がバリバリの余裕資金であること。
年金で生活できている上、家ありで、老後資金も十二分にあるので。
この先の人生への備えは万全です。
株式投資用の資金は「別に無くなってもいい」そうで、老後用の現金は触れずに死守するのがポイントがそうです。
そのため、義母の投資の目的は、①趣味・日常の刺激、②遊ぶ資金を稼ぐこと、です。
まさに今を楽しむための資産運用であり、投資自体も楽しんでおられます。
義母の資産運用【基本方針】
義母の投資の基本方針は、筆者と逆で、短中期・順張り投資です。
上昇トレンドが確認される銘柄を見つけ、一時下がった所で買いを入れるそうです。
そして、買ったときには売値を決めておき、売値まで来たら売ると。
天井付近ではない上昇トレンド株を見つける事と、欲をかかずに設定値で売る事がポイントと理解しました。
そのような方針で、現在はアップルやエヌビディア、そして義母の伝家の宝刀、大谷工業などを仕込み済みとのこと。
義母は一回で数百万くらい普通に買いますので、筆者のような積立投資家からすると非常にアグレッシブな印象。
しかし、完全な余裕資金であり、投資が日常の刺激である事を踏まえれば、それも納得ではあります。
ちなみに、損切りの判断を伺おうとしたのですが、1年以内には大抵上がるとのご回答。
損切り知らず。さすが義母。
まとめ
以上、50代で始める、今を楽しむ資産運用の好例として、筆者の義母を紹介しました。
完全な余裕資金で投資する事、年齢を鑑み、短中期投資を磨いた事がポイントだと思いました。
とはいえ、短中期投資はかなりセンスが問われると思います。
一般的にはやはりインデックス投資が無難、楽しみたければ短中期売買も全然ありという整理でしょうか。
いずれにせよ、完全な余裕資金、というのが重要だと思います。
ところで、午後は3人でオカリナコンサートに(芸人ではなく楽器の)。
クラシックホールが初だったので、音に包まれる感覚、息遣いや表情など含め、新鮮な体験。
お客さんは大先輩方が多く、リタイア後の趣味としても参考に。
ここも義母にお支払い頂き感謝。
筆者も早く資産形成を終わらせ、周りに還元できる人間になりたいと感じた一日でした。
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